先日、スーパーに買物に行った際、大きく、「Sale 360円」と書いてあったので、アジの開き(4枚入り)を買いました。
しかし、レジでは、「420円」で打たれてしまいました。
はじめ、気が付かないで、そのまま、お店を出たのですが、「ん?」と思い、立ち止まりました。
そして、心の中で、
「たった、60円の差額じゃないか」
「いや、60円は安くはないぞ」
「でも、俺の見間違いかもしれない」
「そんなことはない、確かに、360円だと確認して買ったのだ」
と悩んだのですが、思い切って店の中に戻りました。
しかし、私は、小心者なので、魚コーナーまで戻り、「Sale 360円」というのを確認してから、店員さんに、その旨を伝え、無事、レジで60円を返金してもらったのでした。
私は、店を出るとき、妙に嬉しくて仕方がありませんでした。
返金されて当然といえば当然なのですが、もしかしたら、諦めて、そのまま帰ってしまい、もらい損ねた60円かもしれないのですから。
「ツイてるなぁ〜♪」と思いながら、ルンルン気分で帰宅しました。
その後に、焼いて食べたアジが美味しかったのは、言うまでもありません(笑)。
しかし、その晩に、妻にそのことを話したら、
「60円間違って払っちゃったよー」と言ったところで、
「はぁ?なにそれー、信じられないーー!」と怒られてしまいました。
もしかしたら、多くの人が、私の妻のように考えるのかもしれません。
そこにある事実は、
「お店の人が60円間違って請求してしまったこと」
という事実なのですが、それを、どう見るかで、こんんなにも気持ちが違ってしまうのかと勉強になったのでした。